日本は、間もなく超高齢化社会に突入します。長生き出来ることは幸せな一方、懸念されているのが介護や葬儀の問題です。火葬場の老朽化は地方の深刻課題ですし、まさに待ったなしの状況ではないでしょうか。葬儀・告別式でさえも、滞りなく行えない時代がそこまでやって来ています。
そうならないためには、ある程度のシュミレーションをしておくことが大切です。流れを分かっておくことで、慌てなくて済むのではないでしょうか。明日は我が身ということわざがありますが、自分の願望をあらかじめ書き記しておくことではないでしょうか。
お寺や祭壇、更には料理や香典返しを決めておくだけでも、遺された家族は負担が軽減されます。死は誰にも訪れる身近なものですし、年に一度は家族で話し合いを持つことが重要ではないでしょうか。いたずらに怯えるではなく、前向きに死を捉えることです。
葬儀は頻繁に執り行うものではありません。あまり慣れたくもないでしょう。どういう流れで執り行うのかということもチェックしておくとよいです。まずは連絡を行い、担当者に来てもらうことになります。亡くなったところが医療機関であったり、介護施設や緩和医療施設、自宅など色々考えることができます。
まずは着てもらうことから始まります。その後、日程をどうするのかということも考えなければいけません。宗教や宗派に関しても相談をすることになります。地域によっては独特のやり方があるかもしれません。荼毘に伏すタイミングも異なってくることがあるので、いつになるのかということも聞いてみるとよいでしょう。
そうすることによって安心をして執り行うことができますし、心の準備も行うことが出来るようになってくるので、不安も取り除くことができます。